タンクマン

24時間体制で水をガードする

TANK MAN

急速殺菌活水・脱臭装置

「光と英知で水が蘇える」

タンクマンＴＭ型は水道水、海水、井戸水等の細菌・ウィルス・有害微生物・病原菌の急速殺菌及び有機化合物・アンモニア・亜硝酸等の急速分解除去など同時に処理できる画期的な光触媒による装置であります。溶存酸素の供給促進による水の活性化、脱臭・制濁による透明化された水は最も理想的な飲料水となります。無菌化による食品加工の処理水、活魚・蓄魚など多目的に活用することができます。処理能力も従来型に比べ、10倍以上の安定した成果を得ることができます。本機の性能、機構等については学識者及び業界より極めて高く評価された特許装置であります。

本気の5大特長

水槽内の細菌、ウィルス、病原菌、有害微生物の急速殺菌。
有機化合物の酸化分解促進と脱臭。
溶存酸素の極限までの供給と魚貝類の成長促進及病気治療の効果が期待できる。
光触媒による装置のため、メンテナンスの必要性が極めて少く、消費電力もごくわずかで維持ができる。
投入式のため配管等の必要がない、従って設置が簡単で何処へでも移動使用ができる。

主要項目

殺菌照射AC100V　15×4本＝60W
オゾナイザー照射管AC100V 15×2本＝30W
ブロアーAC100V　45W
常用圧力　0.2㎏/cm2
風量　80l/min
ディフューザー（微細気泡散気管）310∅
散気圧　0.15㎏/cm2
通気量　80l/min
環水量（照射管通過水量）180l/min
重量　本体23㎏　制御盤40㎏
用途　受水槽1.5～10t
ビルの受水槽・プール・浴場・学校給食・レストラン等その他多方面に利用できます。
処理能力
生菌の数によりますが目安として、1000個の生菌/1mlの水2ton/hr

ＴＭ-400型本体仕様

FRPヘッドカバー
FRPフロート
シリンダーケース
SUSスタンションガード
コネクター
UV照射管
オゾン用カプラー
ディフェーザー　微細気泡散気管（310∅ディスクタイプ）
キャップタイヤ（10m）及オゾン送入管

制御機仕様

FRPケーシング
FRPフロントカバー
窓
SUSスタンド
オゾナイザー
オゾナイザー用バラスト
照射管用パラスト
エアープロアーポンプ
ファン（AC100V　1.500l/min×2）
タイマー（24時間任意制御）
制御盤

海水中の菌に対して

（1）試験概要

1m3の水槽にタンクマンを設置して海水を入れ、紫外線（253.7mn）を照射しながらO₃を併用した場合の浄化効果試験を2時間実施しました。運転開始後、水槽内より試験液を経時的に採取し、菌数測定を行いました。

（2）菌数測定方法

試験液は滅菌生理食塩水液を用いて段階希釈を行い液試験原液とし、各々の専用培地にて20℃で72時間または、35℃で48時間培養を行い、培地に発生した集落を数えて試験液1mlあたりの菌数を算定しました。

（3）測定結果

菌の種類＼時間	0 （原水）	2
生菌数（35℃48時間培養）	14,000個/ml	3個/ml
生菌数（3％NaCl加20℃72時間培養）	110,000個/ml	120個/ml
大腸菌数	陽性（160個/ml）	陰性
腸炎ビブリオ菌	陰性	陰性

上記の表はタンクマンを海水中の各菌に対して2時間使用した場合の菌数の変化を測定した結果です。
35℃48時間培養は原水より1×10⁴減少し、
3％Na-Cl加20℃72時間培養の生菌数は原水より1×10-3減少し、
大腸菌に関しては検出されないという結果が得られました。
タンクマンは海水中でも水道水中と同様な高い殺菌効果が得られることが確認できました。

海水について

（1）試験概要

水槽にタンクマンを設置し、槽内に60lの汚れた海水を入れて紫外線（235.7nm）を照射しながらO₃を併用した場合の浄化効果試験を3時間実施しました。運転開始後、水槽内より試験液を経時的に採取し、海水の水質および、菌数が変化していく様子を測定しました。

（2）菌数測定方法

測定結果は「昭和32年法律第177号水道方」に定める方法にて行いました。

（3）測定結果

項目＼時間（H）	0 （原水）	1	3
臭気	異状あり	異状なし	異状なし
pH	7.7	8.0	8.0
有機物質	2.2mg/l	1.8mg/l	1.8mg/l
生菌数	29,000個/ml	320個/ml	100個/ml
大腸菌数	検出（3,500個/ml）	検出（2個/ml）	検出されず（0個/ml）
色度	12度	4度	3度
濁度	2度	1度	0度